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東北支援の会 2012年9月報告 陸前高田RCの例会に東京紀尾井町RC会長幹事が公式訪問 |
私は、今まで陸前高田に何度も来ました。陸前高田RCの例会にも参加させて頂きました。
しかしそれは、私一個人及び一ロータリアンとしての支援活動であり、訪問でした。
もちろん、昨年6月というかなり早い段階から、紀尾井町RCにはお金をだして頂いたり
親睦旅行の帰りには複数名で訪問頂いたこともありました。しかしそれはあくまで有志です。
しかし今回は、東京紀尾井町RCの代表である会長と幹事が、そろって陸前高田RC
の例会に参加し、義援金をお渡しし、両クラブの双方の会長幹事ががっちり握手して
そして当クラブの会長が、今後も支援をして行きたいという決意表明をしたのです。
正に私一人の活動が、東京紀尾井町RCの公式事業となったのではないでしょうか。
陸前高田RC例会に参加して挨拶する紀尾井町RC遠藤会長 (右から3人目)
今回持参した義援金は、陸前高田の仮設住宅にお住まいになる皆様に、元気になって
頂こうと、ロータリー癒しの公園に併設する「花壇や畑」の今年度の維持費名目です。
左下の写真は陸前高田RC今年度の千田会長への当クラブ遠藤会長からの贈呈式。
右下の写真は、その咲き誇った花壇の前での記念撮影です。
決して看板を設置してほしいためにこの活動をしてきた訳ではないのですが、やはり
東京紀尾井町RCという組織としては、クラブ内で報告したり、クラブとしてその活動を紹介
したり、特に11月には当クラブ主催の地区発表会があるので、やはり看板は嬉しいです。
設置頂いた看板には、「2012 ロータリー癒しの公園 畑地整備・農機具等寄贈事業」
とあり、東京紀尾井町RCの名前が、最初に掲載されておりました。(恐縮です)
しかし本会として嬉しいのは、決してお願いした訳ではないのですが、「ロータリー東北支援の会」
の名前もあったことです。これは正に本会をここまで個人的に支援してきた頂いた方々への御礼と
報告になりますでしょうか。上の写真をクリックすると拡大版が見れますので、是非ご覧下さい。
今回の参加メンバーは人。東京を朝7時過ぎの新幹線で出発するいつもの日帰りコースです。
一関で アルファードという8人乗りのレンタカーを借りました。実はこの車、私のマイカーと
同型車なので運転は慣れたものです。(でも過信は禁物。安全運転してきました)
また6名中4名が、気仙沼や陸前高田は始めてなので、市街地も見てきました。
気仙沼から陸前高田に来る途中にある下左写真の大型漁船は、3.11のままです。
また今年度中に取り壊しが決定した陸前高田市役所も、皆さんにお参りして頂きました。
一ノ関から気仙沼市に入り、そして港の近くまで下りてくると津波の被害が分かります。
経済の主体であろう港や沿岸部は大変な被害でしたが、住居部はかなり残っています。
大船渡も同様で、沿岸部や国道45号線付近までは、大変な被害を受けました。しかし、
嬉しいことに45号線の山側等は、既に通常の構造による本建築が始まっているようです。
しかし、陸前高田は、市街地が正に全滅したので、瓦礫こそ撤去されつつあるものの
旧市街地の復興は全く進んでいません。本会は、行政を批判するつもりはあかりません。
私自身、陸前高田の旧市街地を、万人が納得する方法でどう復興していったらよいか。
その具体的な方法など全く分かりません。資金もないなか、軽々な発言は控えるべきでしょう。
この写真は、国道45号線から、高田高校方向を見る。
一体どうしたらよいのか全くわからない。しかし分からないからと言って、何もしなくて良い
はずはありません。私は、所属している東京紀尾井町RCとともに、自分に出来ることを
継続していくしかないと思います。従って本会の活動も、皆様に応援しして頂けるなら、
今後とも出来る範囲で継続していきますので、ご支援ご指導よろしくお願いします。
2012/10/8 垣見 裕司
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