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東北支援の会 10月報告 今月は、支援活動の広報に徹しております |
当クラブは、秋の懇親旅行会を恒例としており、昨年は京都。今年は被災地の
東北を応援しようということで、仙台松島で一泊、二日目は、岩手の平泉中尊寺
をお参りするコースにしました。しかし行ってみて驚いたのは、少なくとも
仙台や松島に関しては、地震や津波の痕跡を探さなくてはいけないくらい、
復興は進んでいると感じてしまいました。それは、泊まったホテルのご繁盛ぶりや
出発日である10月9日に、松島ハーフマラソン大会が開催されるなど、震災や
津波の被災など、全くなかったかのような賑わいでした。
宿泊したホテル「一の坊」から松島湾を見る 朝の風景。
二日目は、平泉の中尊寺をお参りし、昼食後、本体は一関駅で解散しました。
そして約半数の我々有志一同は、地元のRCの友人、佐藤様、高橋様の運転する
二台の車に分乗し、気仙沼と陸前高田を目指しました。
気仙沼で先ず感じることは、地盤沈下の深刻さです。
写真左は、テレビニュースでは復興したと伝えられた、気仙沼の魚市場です。
地盤をかさ上げしたそうですが、右の写真をみれば、その深刻さは一目両全です。
ちなみに漁業は、魚を捕る船だけでなく、市場、冷蔵庫、冷凍庫、魚箱、製氷工場、
加工工場、物流業者等のいわゆる関連の全てのサプライチェーンが揃って、初めて
なりたつ産業だそうなので、本当の復興までの大変さがよく分かります。
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気仙沼から、陸前高田に向かう主要県道の内陸側にもこんな巨大な船が、
未だに放置されている状況を見ると、その復興へのご苦労は計り知れません。
8月報告でお話しした、陸前高田RCと佐々木さんの会社である高田活版の共同
事務所は、ようやく電気も繋がり、徐々にではありますが、活動を開始したそうです。
下の左写真は、事務所の前での集合写真です。
中央の佐々木さんを囲んで、当クラブからは、深尾会長、目代幹事。
西脇直前会長、新村パスト会長、仁藤親睦委員長と私と若手有志です。
左下は、多くの方がなくなられた陸前高田市役所です。
今も祭壇が設けられていたので、我々もお参りさせて頂きました。
右写真は、佐々木さんが、こよなく愛し、震災以前から保存活動をしてきた7万本の
高田松原の、今や最後の1本です。一時は、新芽も出たと報じられましたが、根の
周りにいるはずの 菌が塩害で死んでしまったので、事態は非常深刻だそうです。
陸前高田の復興とともに、この松も無事蘇るよう皆で祈願してきました。
今後の活動予定ですが、12月に、佐々木様が東京にいらっしゃる時に
佐々木様を囲んでの、被災地の実情報告座談会を開催したいと思っております。
場所は、ローコストを旨とすれば、垣見油化本社会議室。先着30名様くらい。
詳細が決まりましたら、本HPの11月企画でお知らせしたいと存じます。
参加費は原則無料ですが、まだ「高田松原ものがたり」をお求め頂いていない方は
2000円以上ご寄付頂き、それを参加証としたいと思います。
送付先等ご連絡は、こちらの連絡ページからお願いします。
私の個人メールアドレスをご存じの方は直接メール下さい。
銀行口座は、個人口座とは別に新規開設しております。
みずほ銀行麹町支店 普通 1251115
東北支援の会 (トウホクシエンノカイ)
本10月速報は、10/21に仮UPから本UPに見直ししました。
仮UPでは、誤字脱字が多く、大変失礼しました。