東北支援の会  10月報告 
 今月は、支援活動の広報に徹しております

本サイトの番目、 東日本大震災累計で 番目お客様です。 
今月は、東京紀尾井町RCの仲間をつれて、気仙沼と陸前高田に行ってきました。
そして東京紀尾井町RCと当会のお持ちした義援金は累計で百万円となりました。
ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。以下写真報告です。
              Ver2 10月17日            文責 垣見 裕司

東京紀尾井町RC恒例の秋の旅行会、今年は松島と平泉
当クラブは、秋の懇親旅行会を恒例としており、昨年は京都。今年は被災地の
東北を応援しようということで、仙台松島で一泊、二日目は、岩手の平泉中尊寺
をお参りするコースにしました。しかし行ってみて驚いたのは、少なくとも
仙台や松島に関しては、地震や津波の痕跡を探さなくてはいけないくらい、
復興は進んでいると感じてしまいました。それは、泊まったホテルのご繁盛ぶりや
出発日である10月9日に、松島ハーフマラソン大会が開催されるなど、震災や
津波の被災など、全くなかったかのような賑わいでした。


 宿泊したホテル「一の坊」から松島湾を見る 朝の風景。

二日目は、平泉の中尊寺をお参りし、昼食後、本体は一関駅で解散しました。
そして約半数の我々有志一同は、地元のRCの友人、佐藤様、高橋様の運転する
二台の車に分乗し、気仙沼と陸前高田を目指しました。
気仙沼は、地盤沈下が深刻?
気仙沼で先ず感じることは、地盤沈下の深刻さです。
写真左は、テレビニュースでは復興したと伝えられた、気仙沼の魚市場です。
地盤をかさ上げしたそうですが、右の写真をみれば、その深刻さは一目両全です。
ちなみに漁業は、魚を捕る船だけでなく、市場、冷蔵庫、冷凍庫、魚箱、製氷工場、
加工工場、物流業者等のいわゆる関連の全てのサプライチェーンが揃って、初めて
なりたつ産業だそうなので、本当の復興までの大変さがよく分かります。
 

 

気仙沼から、陸前高田に向かう主要県道の内陸側にもこんな巨大な船が、
未だに放置されている状況を見ると、その復興へのご苦労は計り知れません。
陸前高田では、陸前高田RC幹事、高田活版の佐々木社長に義援金を贈呈
8月報告でお話しした、陸前高田RCと佐々木さんの会社である高田活版の共同
事務所は、ようやく電気も繋がり、徐々にではありますが、活動を開始したそうです。
下の左写真は、事務所の前での集合写真です。
中央の佐々木さんを囲んで、当クラブからは、深尾会長、目代幹事。
西脇直前会長、新村パスト会長、仁藤親睦委員長と私と若手有志です。

左下は、多くの方がなくなられた陸前高田市役所です。
今も祭壇が設けられていたので、我々もお参りさせて頂きました。

右写真は、佐々木さんが、こよなく愛し、震災以前から保存活動をしてきた7万本の
高田松原の、今や最後の1本です。一時は、新芽も出たと報じられましたが、根の
周りにいるはずの 菌が塩害で死んでしまったので、事態は非常深刻だそうです。
陸前高田の復興とともに、この松も無事蘇るよう皆で祈願してきました。
義援金の受付と今後の活動予定
今後の活動予定ですが、12月に、佐々木様が東京にいらっしゃる時に
佐々木様を囲んでの、被災地の実情報告座談会を開催したいと思っております。

場所は、ローコストを旨とすれば、垣見油化本社会議室。先着30名様くらい。
詳細が決まりましたら、本HPの11月企画でお知らせしたいと存じます。

参加費は原則無料ですが、まだ「高田松原ものがたり」をお求め頂いていない方は
2000円以上ご寄付頂き、それを参加証としたいと思います。

送付先等ご連絡は、こちらの連絡ページからお願いします。
私の個人メールアドレスをご存じの方は直接メール下さい。

銀行口座は、個人口座とは別に新規開設しております。

    みずほ銀行麹町支店 普通 1251115 
    東北支援の会 (トウホクシエンノカイ)

その他のご報告
本10月速報は、10/21に仮UPから本UPに見直ししました。
仮UPでは、誤字脱字が多く、大変失礼しました。