東北支援の会  12月報告 
 12月15日木曜 佐々木松男様を囲む座談会報告

本サイトの番目、 東日本大震災累計で 番目お客様です。 
今月は、12月15日に佐々木様を囲んでの座談会無事終了しました。詳細は下記の通りです。
ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。 Ver1 12月26日 文責 垣見 裕司

12月15日の東京紀尾井町RCの例会にご出席頂きました
まずは、東京紀尾井町RCの例会にご出席頂きました。
卓話は既に、決まった外部講師がいらしたので 変更は出来なかったのですが
佐々木様にスピーチをお願いすることが出来ました。
また紀尾井町RCが、5月にガソリン代を送るきっかけとなった車を無償貸与
されている水戸RCの秋山さんもご紹介することが出来ました。



上記は、例会後の集合写真です。
前列左から二番目が、陸前高田ロータリークラブの佐々木松男様。
その右隣が、同行された陸前高田RCの元会長の永田宗義様です。
後列右は、水戸RCの秋山さん、その左が戸田RCの日坂様です。
前列右は、西脇直前会長、前列左は、新村元会長。後列左は私です。
お二人とも 東北親睦旅行の後 陸前高田までご同行頂きました。
また新村元会長は、佐々木様とご同業の印刷業界の重鎮です。
そんなこともあって個人的にもご支援されたとお伺いしました。
少しづつですが、支援の輪が広がり私としては本当に嬉しい限りです。
佐々木松男様を囲んで座談会  12月15日木曜、14時より15時


紀尾井町RCの例会の後は、ホテルニューオータニから徒歩7分の弊社
本社会議室に場所をに移してローコスト座談会の設営です。
紀尾井町RCからは、深尾会長、新村元会長、西脇様直前会長も参加です。
8月に、一緒に陸前高田までお連れした、東京米山友愛クラブからは、
林会長と高橋幹事が、また戸田RCの日坂様、城西RCからの菊池様、その他
東北支援の会に寄付金を寄せてくれた弊社社員有志も参加させて頂きました。
佐々木様のお話の内容は


佐々木様は、大変明るくお話し頂くのですが、内容は非常に悲惨なものでした。
奥様を亡くされたことも勿論ですが、佐々木様は、四階建の市役所に逃げ
最後は屋上に上がって、それでも津波の第四波が、三波より大きかったら
我々ももう駄目だろうなと覚悟をされたお話されました。しかし、、、
本当に辛いのは、市役所の向かい3階の市民会館に逃げ込んだ方々を必死で
応援するも、むなしく天国に旅立っていくお話し、、、、、、。
どんなにお辛かったこでしょう。皆、目頭をハンカチで抑えながら聞いていました。

実は、当日の様子は、ビデオでも音声でも記録しました。
しかし個人的なご家族のお話しもありますし、そもそも一般公開を前提として
お話し頂いた訳ではないので、本HPでの掲載は、見合わせることにしました。
公開出来る詳細は、上の右写真をクリックして頂くと、携帯の写真入りで
時系列的に見ることが出来ます。
後半は座談会です
私としては、今後の支援はどんな形がよいのかを、議論して頂きたいと思いましたが
問題が余りに大きいこと。そもそも「支援」などという言葉自体がおこがましい。
原発問題の方が、もっと大変なのではないか。
ある支援物資、例えば布団などは、一気に1000セットも送られてきてしまって、
どうすることも出来ない等のミスマッチ。最初の頃のランドセルも同様。
生きがいの問題。何か楽しみや明日への目標をもってもらうには、
どのような支援がいいのか。憩いの場のをどうやって作るか。
その一つが、畑での野菜づくりがいい、等本当に色々な支援の形が紹介されましたが、
今日の座談会では、結論などというものは、そう簡単には出ないというのも事実です。
その意味では、正にブレーンストーミングをしたというレベルなのかもしれません。
また我々応援したい側も、真剣に考えれば考えるほど、何をしていいのか分からなくなり
結果として、何も出来ない、しないことになってしまう不安もあります。
私=東北支援の会の結論は
今回震災は余りにも規模が大きいのと原発問題付きですから、何をしたらよいか
などいう結論は簡単には出ません。しかし何もしなくてよいということでもありません。
そして本HP読者に義援金をお願いする以上、今後の方針をしっかり出すのが
私の責務だとも思います。では改めて、私&当会に出来ることは何かを考えました。

座談会から3日後に出た私の結論は、本会設立時の原点にやはり戻りました。
国のやるべきこと、県や市等の自治体がやるべき事、そして民間の企業や
あるいは民間ボランティアでやるべき事、 これらはやはり違うのです。
同様にロータリークラブや、私個人がやることも少し違ってよいのです。
以下、私の結論です。
私個人と東北支援の会は、ご縁のあった佐々木さんを応援する。
東京紀尾井町RCは、陸前高田RCの復興を応援する。

この単純な構図で良いのではないかと思いました。

以下 佐々木様から届いた御礼状です。
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