東北支援の会7月報告 高田松原ものがたり
 陸前高田RCの佐々木松男幹事様へのご支援

本サイトの番目、 東日本大震災累計で 番目お客様です。 
    Ver2 7月20日 
                   文責 垣見 裕司

写真冊子 「高田松原ものがたり」 -消えた高田松原- 大量入手しました
実際に陸前高田に行って、人生でもっとも辛い経験(4月報告の通り)をした
私にとって、涙なくしては読めませんでした。

以下 高田活版さんに 特別にお許し頂いて 

 5ページ9ページ15ページ、そして41ページをご紹介させて頂きます。

私は、とりあえず50部購入させて頂きました。しかし私がこれを再販売しても
佐々木様や発行元の高田活版様の支援には殆どつながりません。
そこで私は1口2000円以上のご寄付を頂いた方に、御礼に無料かつ送料
私負担で、本誌を一人1冊お送りしたいと存じます。

またご寄付頂いた方のお気持ちもお伺いしたので、ひと手間増えますが、
メールでコミニケーションの取れた方に、お名前は住所をお伺いしますので
このHPでの銀行口座の掲載は控えることにしました。

口座のお問い合わせ、本の送付先等は
こちらの連絡ページからお願いします。
私の個人メールアドレスをご存じの方は
直接メール下さい。
尚、口座名義は、私個人の口座ではなく
東北支援の会 としてみずほ銀行麹町支店
に新規に開設しました。
頂いた義援金の使用目的 は 仮設事務所の建築費用です
佐々木様は、長らく高寿苑という陸前高田の老人ホームに避難されていましたが
仮説住宅が当たり、7月9日 高田一中の仮説住宅に無事引っ越したそうです。
ところが4畳半の二間だそうで、何もおっしゃいませんが、常識的には狭いのでは
ないでしょうか。

次に、ほしいのは、やはり高田活版という会社の仮説事務所だそうです。
国や県等が支援してくれる仮説事務所もあるのだそうですが、何時になるのか
全く分からない。幸い建設用地は確保したそうなので、後はブレハブ事務所の
資材の調達と建築工事費です。

大きさは、平屋で 5.4m x 7.2m= 38.9m2 = 12坪というところでしょうか。
事務所兼、会議室兼、そして時期が来たら、陸前高田RC事務机等も置き
人数が少ない内は、陸前高田RCの例会場としても使いたいのだそうです。

ということで、この7月と8月は、佐々木さん会社高田活版の仮設事務所の
建築費用に対する義援金を募集したいと思います。
最もお金そのものは、何に使ったのかを限定することは難しいので佐々木様
にお渡し(もしくはお振込み)した後は、佐々木さん全てお任せの予定です。

次回、佐々木様への訪問日が決定しました。8月23日(火曜日)です。
よって、この目的での義援金募集は、8月19日分までとさせて頂きます。
会計報告は、通帳のコピーと佐々木様から頂く領収書のコピーを
ご支援者に後日メール等で配布することでお許し頂ければ幸いです。
ロータリークラブの存続が先か 会員個人の仕事の復興が先か
ここから先は、ロータリークラブの話なので、RC関係者ではない方は
読み飛ばして頂ければ幸いです。

私が、もし東京で自宅も会社も失うという立場になったとします。その時の
最優先は、まず自分および家族の衣食住の確保。次に日々生きて行くため
の収入が得られる仕事(会社)の復活。そして会社を早く復興させて、雇用
している社員等に従前の雇用を復活させるこでしょう。

以上が最低限満たされるような状態になって、初めて紀尾井町ロータリー
クラブの会員として、時間と資金を割いて、周りの人への奉仕が復活出来る
のではないかと思います。(これは私の考えで、これが正しいかどうかは
わかりませんし、違う考え方を否定するものでもありません)

よって陸前高田RCを救いたいと思うならまず、志ある佐々木さんの
お仕事(=高田活版)の復興支援からで良いのではないかと思います。

ロータリークラブは、本来6月末で年度が終わり、次の年度の人事に
変わって行くのが普通なのですが、陸前高田RCは、2010/7月-2011年
6月年度の 伊東会長様と佐々木幹事様の体制が、そのまま続投する
こととなったそうです。
会員資格の継続を意志表示された会員は、数名のみだそうなので、
陸前高田RCとしての組織的な活動も極めて厳しいでしょう。

まずは、伊東会長様 佐々木幹事様のお仕事から元気になって頂き
そこから、陸前高田RCの復興があるのだと思います。

尚、被災地入りすると それまでの人生感(判断基準)からは、間違いなく
変わりますので、何か失礼と感じる表現等があれば、100年に一度の国難に
免じてお許し頂ければ幸いです。