東北支援の会8月報告 
陸前高田RC佐々木松男幹事様の共同事務所建設支援

本サイトの番目、 東日本大震災累計で 番目お客様です。 
7月報告の通り8月22日23日、宮城県と岩手県の被災地支援に行ってきました。
今回、東北支援の会の趣旨にご賛同頂き、同行したロータリアンは総勢7名。
お持ち出来た義援金総額は200万円もの大金となり、私自身驚いています。
また私の個人の活動にも関わらず、今治RC様にも応援して頂きました。
また上記義援金以外にも、川之江RC様が多大なる義援金を直接、陸前高田
RCにお送り頂いたとお伺いし、支援の輪が広がり誠に嬉しい限りです。

皆様のお蔭をもちまして、下記写真の通り共同事務所は何とか建ちました。
しかし被災地域は何ごともキャシュonデリバリーで、お支払してからでないと
工事が進まないそうで、23日は玄関製作中でした。このあと電気、LPガス、水道
エアコン取り付け、電話、そしてトイレ等の浄化槽。それが完成してからは
室内の机、椅子、什器一式、そしてパソコンやプリンター等が色々必要です。
従って9月以降も本会は、もう少し佐々木様への支援を引き続き継続する
予定ですので、皆様よろしくご支援ご協力の程お願い申し上げます。
尚 参加メンバーの強い要請で、本8月報告は、スピード重視の仮UPです。
1週間後でも、完成させておきますので、再度アクセス頂ければ幸いです。
    Ver2 8月25日                    文責 垣見 裕司

8月22日夜、一関のホテル近くで被災地の実状勉強会と懇親会

8月22日で行われた 被災地実状把握勉強会と懇親会です。
講師は、盛岡北RC 田口絢子様(後列右から三番目)と
北上西RC 佐藤勝己様 (前列中央)です。佐藤様の名司会による自己紹介で
始まった勉強会は、初めてお会いしたとは思えず、和やかかつ有意義でした。
内容は、オフレコトーキングーなので控えますが、くしゃみをされていた方は誰?
最後は、田口さんの「思いやりを行動に」で、無事終了しました。

参加したロータリアンは、岡山南RC 大和豊子様(中列右)。
西条RC 廣幡勝祐様(後列右から2番目)、甲府RC 今井裕久様(後列左)、
世田谷中央RCで地区ガバナー補佐の 関 博子様(前列左から2番目)
日本REC2650 黒木良治様(前列右か2番目)。前列左は、私です
米山友愛RCからは、林芳会長(中列中央) 高橋章子幹事(後列左から2番目)
辻厚志様(前列右)とそのご友人で、日本ガーディアンエンゼルスの
渡辺さん(後列右)、天野さん(中列左)、金岡さん(後列左)です。
23日 朝 気仙沼港視察 
翌日は、一関駅前でレンタカーを借りて8時過ぎに出発しました。
最初は気仙沼です。被災した私の友人の会社のSS前をお見せしました。
瓦礫は一応片付いてるのですが、SSが閉鎖したままというか、オープンしても
商売に全くならないだそうとは、簡単に想像がついてしまいます。

もうひとつ怖いのが、地盤沈下です。そのSS前は、かなりの大通りなのですが
海抜本当にゼロメートルです。何と大した大きさの船しか通っていないのに
船の作った波が、道路端までひたひたと浸水してくるのは静かな恐怖でした。

テレビで見た気仙沼の競り市場は、盛り土がされ誠に奇麗なのですが
すぐ隣の瓦礫や海水に浸った沼地との対比は、非常に重い光景です。

6月訪問と違って今回は海沿いの道を通って陸前高田方面に向かうことは
一応出来たのですが、カーナビに表示される道が突然なくなっていたり、
冠水時通行止め看板やか片側交互通行は当たり前ですが、ちょっと
ハンドル操作を誤ると沼のような海水湿地帯にドボンは相当な恐怖です。

SS前道路も波打ち際 これでも幹線道路です  海水が引かない0m地帯

何とか 気仙沼を無事脱出し、陸前高田に向かいました。
今回は気仙大橋が仮開通していて15分は短縮出来ましたが、その開通式に
地震があって渡り初めセレモニーが急きょ中止となって皆走って逃げた
という話を聞くとまだまだ気を許せない状況であることが良く分かります。
完成直前の 陸前高田RC 高田活版共同事務所に訪問 

完成直前の 高田活版&陸前高田RC共同事務所。
袋をもっていらっしゃるのが 佐々木松男様です。


基礎も強固、ステーなども張っていないので、工事現場の仮設事務所ではなく、
立派なプレハブ事務所とお見受けしました。整地もしっかりしているので、
事務所の後ろにも、3台くらいまで駐車が出来そうです。


敷地全景です。垣見推定で約50坪ということろでしょうか。
前述の通り事務所後ろにも敷地があるので 無理無理8台駐車可?
仮の例会場としても十分な大きさのようです。


いつもは寡黙な佐々木幹事様も 美女二人に囲まれれ?
いやいや事務所の完成を目前にして、笑顔なのが我々も嬉しいです。



陸前高田の大変さは、6月報告の通りです。瓦礫こそ整理されつつあるものの
市街地は海抜も低く、建設不可地域なのでしょうか。2か月前と全く変わらず。

写真は多くの方が亡くなった陸前高田市役所正門前の臨時祭壇前です。
同行者の廣幡さんは、お坊様なのでお線香をお持ち頂き、皆でお祈りです。
個人的感想しては、瓦礫こそ6月訪問時より、随分片付きましたが、復興
というレベルにはまだまだ程遠いと思いました。



*今後のHPの追加予定   時間と元気があったら書きます。
*1本だけ残った高田松原写真報告
*全国から来る色々に支援について ちょっと???なのもある??
*被災地支援を兼ねて平泉等 東北親睦旅行を計画しているが
 そのままバスで被災地視察をしてよいものか?

*今回6人の訪問団  私自身の大きな感情の違いは、、
  1回目と2回目との私自身受け止め方の違いは???


9/1木曜 紀尾井町RCで 過去3回の被災地訪問の報告卓話をします。
原則ロータリアンの方限定ですが、よかったら聞きに来て下さい。

義援金の受付けと今後の使用目的
冒頭の通り、佐々木様への支援を継続したいと思います。
2000円以上ご寄付頂いた方に「高田松原ものがたり」をお送りします。
送付先等ご連絡は、こちらの連絡ページからお願いします。
私の個人メールアドレスをご存じの方は直接メール下さい。
銀行口座は、個人口座とは別に新規開設しました。
みずほ銀行麹町支店 普通 1251115 
東北支援の会 (トウホクシエンノカイ)

ロータリークラブの皆様へ
以降はロータリークラブの話なのでRC関係者以外は読み飛ばして下さい。
各クラブから地区を経て、G会に行った96000万円の義援金ですが、前年度の
G会の5年間で使っていく等の決定に際して、すぐさま被災地区の、被災した
RC等に送るべきだ等の意見があちらこちらから巻き起こって来ました。
その結果、今期のガバナー会は、残金を地区に一度返金するとの決定した
というしかるべき方がの情報を得ました。その一方前年度G会もすんなりとは
納得していないようなので、まだ正式決定ではないようです。曇の上の話で
更にまた聞きなので、読者のロータリアンもクラブより地区経由で確認し
実現したら、自身のクラブで義援金の使途を決められたら如何でしょうか。
その候補の一つとして 本会で応援している陸前高田RCや同幹事の
佐々木さんへの支援もご検討頂ければ幸いです。